この記事では、キャラバンNV350の値引き額相場と限界レポートについて詳しくご紹介します。
日産キャラバンNV350はトヨタのハイエースと共に日本で唯一製造・販売されている商用のバンになります。
乗車人数も5人乗りからマイクロバスの14人乗りまでラインナップされており、幅広いニーズにこたえることが出来る車になります。
キャラバンNV350は中古車の値崩れもし辛く、お得に乗り換えもできる車ですが、やっぱり購入時の金額は少しでも抑えたいと思いますよね。
それでは、キャラバンNV350の値引き額相場と限界レポートについてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
現場系のお仕事をしている職人さんにも大人気の車で、荷室の容量も大きくて使い勝手がよさそうですね。
最近ではデイサービスの送迎者にも使われているのをよく見かけます!
【目次】
キャラバンNV350の値引き額相場はいくら?
日産から販売されている商用車キャラバンNV350の値引き相場額は、
- 車両本体:30万円
- オプション:5万円
- 合計:35万円
という事になりました。
一般的に、車の車両本体値引き額は車両価格の1割と言われていますし、オプション値引き金額も1割から2割を狙えれば上出来とされています。
そのどちらの観点から見てみても、比較的良心的な値引き額が出やすいといえるのではないでしょうか?
キャラバンNV350の販売価格は200万円台から350万円までと幅広く、選択したグレードによっても値引き金額に差が出てきそうですね。
オプション値引きに関しては、どのグレードを選択してもそれほど変化がないので、5万円が目安となるでしょう。
値引き相場まで値引いてもらうためのポイントは?
値引き相場が35万円という事が分かりましたが、何も交渉の手段を用意せずにディーラーへ訪れても35万円の値引きを提示してもらえることは少ないでしょう。
というのも、ディーラー・営業マンも少しでも値引き額を小さく販売することが出来ればそれだけ利益になるからです。
実際に担当の営業マンの財布に差額の値引き額が入るわけではありませんが、ディーラーとしての資金が増えることになり、結果的に営業マンのボーナスアップや昇給などにつながります。
そういった観点から考えると営業マンが少しでも値引き額を小さく販売したいという心理が分かりやすいですね。
ライバル車との競合は必須
日産NV350キャラバンのライバル車といえばもちろんトヨタのハイエースになります。
この2台の商用車バンは、国内でも日産とトヨタしか生産しておらず、そのシェアは圧倒的になっています。
ただしキャラバンはハイエースに比べてブランドが弱いこともあり、世界的なネームバリューでハイエースに劣っています。
国内での商用車シェアを見てみても、ハイエースが1歩先に出ている状況になっています。
このように、確定的なライバル車種があり、更にライバルに負けている状況の車を購入する際にはライバル車との競合がとても効果的になります。
日産本社としても、商用車バンのシェアをハイエースから少しでも取りたいと考えています。
なのでハイエースと迷っているお客様がいればぜひともキャラバンの購入をオススメしたいわけです。
そういった心理の販売側に対して、購入側のあなたが、『ハイエースと悩んでいる、どっちかというとハイエースに気持ちは傾いている』なんて言った日には最低でも相場の値引き金額を提示してくれるでしょう。
ここからさらに限界の値引きまで金額を吊り上げたいと考えている場合にはもうひと頑張りが必要になります。
購入する時期も重要?
日産NV350キャラバンを購入するときに重要なポイントとしては、購入する時期も関係してきます。
狙うべき時期はズバリ、『9月と3月』です。
ご存知の方も多いとは思いますが、9月と3月はメーカーの決算次期なんですね。
決算時期には新車の販売台数を株主に向けて公表するので、この時期に販売台数にラストスパートをかけてくるのです。
そのため、ディーラーでも決算イベントなど、積極的に車を売るためのイベントを開催しています。
実際にディーラーの営業マンから聞いた話だと、決算期には特別に値引きを設定できるとのことで、値引き相場付近の金額はかなり出やすい時期だという事でした。
日産の別ディーラーとの相見積もりを取る!?
NV350キャラバンの値引き交渉においては、日産同士のディーラーとの相見積もりも有効です。
ディーラーの名前の、『日産○○』の○○の部分が違うディーラー同士で、相見積もりを取ってください。
○○の部分が違うと、親会社が違ってくるので、親会社同士の販売台数確保競争があるのです。
同じ県内でも良いですが、他県まで跨ぐと確実に親会社が違うので値引き金額のアップにも期待できます。
『○○の日産ではこれくらいの値引きを提示してくれましたが、この金額より高い金額を提示してくれればこちらで決めます』と伝えてください。
もし他のディーラーより高い値引き金額を提示してくれればそのディーラーで購入すればいいですし、損することはありません。
ただし、何度も繰り返して交渉をすると面倒な客だと思われてしまう事もありますので、交渉する際は2回程度の来店に抑えるのが良いでしょう。
例えば、のどが渇いて自販機の前で『車を乗り換えるからここは我慢しよう』といって150円の飲み物を我慢するくらいなら、ライバルとの相見積もりや他ディーラーをまわって数万円の値引きを獲得したほうが賢いですよね!
キャラバンNV350の値引き限界レポートは?
購入したグレードは、バンVXのディーゼルターボです。
仕事用車としてハイエースとキャラバンを検討していました。
どちらの車種にしても大きさもほとんど同じで装備も同じなのでどちらにするか決定打が無いまま迷っていると日産の営業マンから電話がかかってきました。
『今月中に購入を決定して頂けるのであれば値引きに加えて日産オリジナルナビゲーションとETCをサービスさせて頂きます!』とのこと。
恐らく、来店してからしばらく時間を空けていた事と、ハイエースを検討していることを伝えていたので、営業マンさんもどうにかして購入してもらおうと良い値引き金額を出してくれたのだと思います。
結局値引きは35万円とオプションで、総額40万円近く値引いてくれたことになります。
特にカーナビのサービスは大きかったですね。
営業マンさんはどうしても今月中にノルマを達成したかった様でしたので、担当営業マンのノルマの状況がうまくマッチしたこともありますが、やはり相見積もりと焦らしは必要だと感じました。
そこまで値引きをガツガツ申し込んでいたわけではありませんでしたが、たまたま良いタイミングで安く購入することが出来てよかったです。
一番大きかったのは、ハイエースと迷っていることを伝えたことだったと思います。
ハイエースとの競合が一番効果的!?
今回調べた中ではこの値引き金額が一番大きな値引きを獲得していました。
この方が実践した方法は、
- ライバル車との競合
- 短期決戦で決めない
という事でした。
本人も値引きに関してガツガツ言っていたわけではありませんが、ここまで高額な値引き金額を獲得できたのには、かえってガツガツ言わなかったからではないかとも思います。
値引きの金額にあまり口を出さなかったことで、本当にハイエースとキャラバンの購入を迷っていることが営業マンに伝わったのだと考えれられますね。
値引き交渉の材料として、ハイエースを買う気が無いのにハイエースと迷っていると言ってくるお客様には営業マンも慣れているので、そういった人が来たらすぐに分かります。
本当に迷っているお客様と分かればハイエースにシェアを取られるわけにもいきませんから、必死になって値引きを提案してくれる可能性も上がるという事ですね。
購入するタイミングがうまく合えば限界値引きを引き出せますが、タイミングが合わなくても最低限のテクニックを駆使して相場と同じくらいの金額は引き出したいですね!
まずはハイエースとの競合をしてみることが重要になりますね!
キャラバンNV350を買う時に今乗っている車はどうするべき?
NV350キャラバンの購入を考えている方で、今乗っている車を日産のディーラー(購入店)に下取りに出すのは注意が必要です。
というのも、ディーラーの下取りでは結果的に損してしまう可能性があるからです。
新車購入時に下取り査定を申し込むと、新車の値引き金額と、下取りの金額を合わせて支払総額を見ると思います。
実際には値引き金額と下取り金額は別々で分けて考える必要があるのですが、どうしても支払総額だけを見てしまいがちになります。
営業マンもこのことは分かっているので、下取り車の査定をあらかじめ余裕をもって低く見積り、値引き交渉の材料として、『下取り車の査定をアップさせて頂きます』と言ってきます。
すると、下取り車の査定額が上がった分支払総額が減りますので、購入する側としては値引きしてもらえたと錯覚してしまいます。
そうすると車両本体の値引きで本来もう少し引き出すことが出来たはずの金額を損してしまう事になります。
そうならないためにも、新車購入時には下取り車を一緒にディーラーで査定してもらうのではなく、外部の買取専門業者に査定してもらう事が重要になります。
買取専門業者が提示してくれた金額は大体買取相場と同じ金額になっているので、新車購入のディーラーで車両本体の値引きがまとまった後に、『○○万円で下取りしてもらえますか?』と聞いてみてください。
この時に言う○○万円は、買取専門業者の提示してくれた買取価格に少しプラスした金額です。
その金額でディーラーがOKを出してくれれば、ディーラーで買い取ってもらえばいいですし、もし無理であれば買取専門業者に買取に出せば問題ありません。
買取専門業者に査定してもらうというひと手間が増えてしまいますが、この方法で損する可能性は0なので試さない手はありませんね。
日産は不正問題が発覚して以降売り上げが落ちてしまった現実がありますので、より一層新車の販売には意欲的になっているのではないかと考えられます。
あまりストレートに不正問題について追及してもディーラーの人間がしたことではないので、悪い印象を持たれてしまいます。
さらっと会話の中で不正問題もあったし、迷っていると話せば効果的かもしれませんね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
まとめ
この記事では、キャラバンNV350の値引き額相場と限界レポートをご紹介してきましたが、如何でしたか?
職人さんの仕事車としても、アウトドアが好きな人の趣味車としても大人気のキャラバンNV350キャラバン。
少しでも新車購入時にお得に購入できる方法を実践して、浮いた金額で車両を自分だけの仕様にカスタムするのも良いかもしれません!
街中を見ていても商用車は完全ノーマルで乗っていることが多いですよね。
ホイールを変えるだけでも自分だけのカッコいいキャラバンが出来上がります!
かんたん車査定ガイド