この記事では現在販売されている新型ハリアーと新型エクストレイルの値引き金額や車両本体価格を比較してご紹介します。
新型ハリアーと新型エクストレイルは国産SUV車の中でも車格が似ているため、しばしばライバル車として紹介されることがあります。
しかし新型ハリアーと新型エクストレイルでは大きな価格差が存在します。
値引き交渉の場でライバル車としてお互いを提示するときには、選択するグレードを間違えてしまうと思った効果が発揮できない可能性もあります。
そこでこれから、新型ハリアーと新型エクストレイルの値引き金額や車両本体価格を比較してお届けしていきますので、値引き交渉をする際の参考にしてみてくださいね!
最後までお見逃しなく!
スキー場に行くとエクストレイルの方が見かける率が高い気がしますがエクストレイルの方が雪道に強かったりするのでしょうか?
反対に街中では新型ハリアーをよく見かけますね。
【目次】
ミドルサイズSUVの値引きは競争が激しい?
現行の新型ハリアーや新型エクストレイルなどのミドルクラスSUVは、国内外問わず各メーカーが趣向の違うモデルを発売しています。
実用性を重視した車種からラグジュアリー感を重視した車種まで個性の違った車がラインナップされています。
そのため、各社の競争も激しく、価格差も広いです。
メーカーの競争だけではなく、購入するユーザー側からしても何が違うのか一見しただけではわからないので、選択する難しさがあります。
例えば新型ハリアーと新型エクストレイルを前にして、2車種の価格差はどんなところからきているのかなど、しっかり比較してから購入するべきですよね。
新型ハリアーと新型エクストレイルは車格的にもライバルになりますし、新車販売台数においても国内SUV市場でライバルになっています。
車両価格帯が異なるグレードが多く存在するので2車種を競合させるときには競合の引き合いに出しやすい、効果的なグレードを調査しておくことが必要になります。
値引き交渉の材料にしやすいグレードを提示することで、値引き金額のアップも期待できます。
世界中で需要のあるサイズの車になるので各社一番力を入れて開発しているといってもいいのではないでしょうか?
実際にハリアーもエクストレイルも国内より海外の方が売れているようですし。
ハリアーの本体価格と値引き額はいくら?
現行の新型ハリアーと新型エクストレイルは、フルモデルチェンジもマイナーチェンジもほぼ同タイミングで実施されましたし、車格を見てもほぼ同格な為ライバルとして名前が上がることが多くある車種です。
しかし、実際は価格帯が大きく異なっていて、新型エクストレイルが本格派SUVとしての走行性能や悪路走破性、3列シート仕様といった機能面をアピールしていることに対して、プレミアムSUVとしての高級感を一番の売りにしている新型ハリアーは全く違う趣向の車になります。
新型ハリアーの特徴といえば圧倒的なプレミアム感で、国内のライバルSUV車と比較しても新型ハリアー以外にプレミアム感を一番に売り出しているSUV車はありません。
そのため、基本的に新型ハリアーの値引き交渉において新型エクストレイルを引き合いに出しても効果は薄いと考えられます。
そして、新型ハリアーの最上級グレードハイブリッド車となると車両価格帯が一気に跳ね上がり、ラグジュアリーな車を求めるユーザになりますので、新型エクストレイルと競合させることが更に難しくなります。
反対に、値引きをしやすいのが廉価グレードのNAガソリン車です。
なぜかというと、販売価格が他のライバル車と近いからです。
エクストレイルやCX-5といったライバル車種と値段帯が同じなため、引き合いに出されるとライバル車種に逃げてしまうのではないかと、値引き金額を大きく引き出してくれるようですね。
別の見方では、値引き金額次第ではあこがれのハリアーに乗れるという層を取り込むために、廉価なグレードで値引きを頑張るという考えもあります。
本体価格&値引き相場
新型ハリアーの車両本体価格は、ガソリン、ガソリンターボ、ハイブリッドモデルで以下の通りになっています。
ガソリン
- ELEGANCE:2,949,480円〜
- PREMIUM:3,249,720円〜
- PROGRESS:3,780,000円〜
- ELEGANCE “GR SPORT”:3,398,760円〜
ガソリンターボ
- ELEGANCE:3,380,400円〜
- PREMIUM:3,519,720円〜
- PROGRESS:4,050,000円〜
- ELEGANCE “GR SPORT”:3,996,000円〜
ハイブリッド車
- ELEGANCE:3,774,600円〜
- PREMIUM:4,074,840円〜
- PROGRESS:4,604,040円〜
値引き相場は?
ガソリン車とハイブリッド車で値引きの傾向が分かれました。
ハイブリッド車は全体的に値引きが渋い印象を受けます。
ガソリン車
- 車両本体値引き:20~25万円
- オプション値引き:10万円
ハイブリッド車
- 車両本体値引き:10万円
- オプション値引き:10万円
ハイブリッド車は車両本体価格が400万円以上にもなるので、お金持ちを対象にしている物と思われます。
『お金持ちが買うんだから値引きはいらないでしょ?』
そういった気持ちを感じてしまいますね。
実際にトヨタの高級車ブランドレクサスでは、新車販売時に値引きを全くしないという販売スタイルをとっているので、高級車=値引きなしという意識があるのだと思われます。
ボディサイズは?
- 全⻑:4,720mm
- 全幅:1,835mm
- 全⾼:1,690mm
- ホイールベース:2.660mm
- ⾞両重量:1,750kg
- 最⼩回転半径:5.4m
マイナーチェンジで何が変わった?
新型エクストレイルと同じ時期の2013年12月にフルモデルチェンジされた新型ハリアーですが、マイナーチェンジのタイミングも同じく2017年7月に行われています。
マイナーチェンジで、2.0Lターボモデルが追加されました。
ターボモデルにはダイレクトな走りを伝える6速オートマチックトランスミッションが採用。
マニュアルモードを選択してスポーティーな走行も可能となっています。
その他のマイナーチェンジでの変更点もご紹介します。
エクステリアに関しては、マイナーチェンジによってグレードごとにデザインが変更されるようになりました。
新たに追加されたターボモデルの特徴は、
- メッシュパターンを採用したアッパーグリル
- 3眼+スモーク塗装+カーボン調処理によるシャープなLEDヘッドランプ
- LEDシーケンシャルターンランプ
- 横基調のロアグリル&カーボン調ロアグリルガーニッシュ
このようになっています。
ハイブリッド・ガソリンモデルはマイナーチェンジによって、ハリアーの基本コンセプトである『都会』『高級』がさらに洗練されて、ラグジュアリーに変更されています。
- 歴代モデルのアイデンティティを継承した縦イメージのアクリルグリル
- ワイド&ローに魅せる横基調のグリルとブラックのロアグリルガーニッシュ
- メッキパーツでラグジュアリーな印象のヘッドライト
などが主な変更点でターボモデルと異なるデザインになっています。
装備面を見てみると衝突回避支援パッケージ『Toyota Safety Sense P』を全車に標準装備し、ブレーキホールドが採用されました。
また、インテリジェントクリアランスソナーは機能強化が行われより頼もしくなりました。
以前からNAエンジンモデルのパワー不足が嘆かれていたのでメーカーがユーザの要望にこたえた形になるのでしょう。
クラウンなどに採用されるものと同じターボエンジンなのでターボモデルの走りはお墨付きですね!
エクストレイルの本体価格と値引き額はいくら?
新型エクストレイルではハイブリッド車の人気も高いですが、主力のグレードは2.0Lのガソリン車で、販売台数の半数近くを2.0Lガソリンエンジン車が占めています。
廉価グレードの販売価格が219万円からという設定になっており、新型ハリアーの2.0L車と比べると100万円弱の値段差があります。
エクストレイルの魅力的な部分は、コストパフォーマンスが最大化されているという所でしょう。
新型エクストレイルでは、ハイブリッド車を選んだとしてもでも約260万円から購入することが出来ます。
内装の高級感や装備は異なりますが、同じサイズのSUVでこの価格差を見せられてしまうと心が揺らぎます。
新型エクストレイルは値引きの交渉においても、新型ハリアーのように高級感を売りにしているわけではないので割かし値引きに応じてくれます。
エクストレイルの販売価格や値引き額から、トヨタのC-HRが競合相手に出てくる事もあるようです。
ハイブリッド車の値引き金額が少し少ない印象を受けますが、それほどの差ではなく、特別仕様車の『エクストリーマーX』との値引き差が大きくついているようです。
新型エクストレイルの値引き交渉の際には、もちろん新型ハリアーやCX-5もライバルになりますが、本格的にオフロードを走ることを前提に開発されているスバルのフォレスターなどが相見積もりを取るには最適になります。
目安としては、2.0L車は20万円以上、ハイブリッド車は20万円、人気グレードの「エクストリーマーX」なら15万円となります。
本体価格&値引き相場
新型エクストレイルはガソリン車、ハイブリッド車が基本となり、AUTECHの手掛ける『モード・プレミア』も用意されています。
ガソリン
- 20S:¥2,197,800~
- 20X:¥2,548,800~
- 20Xi:¥2,803,680~
- モードプレミア:¥3,093,120~
ハイブリッド
- 20S:¥2,589,840~
- 20X:¥2,892,240~
- 20Xi:¥2,892,240~
- モードプレミア:¥3,437,640~
NISMOはオプションのコンプリートセットとして『NISMOパフォーマンスパッケージ』という名前で販売されています。
- パフォーマンスパッケージ: 648,000円
- エアロパッケージ: 430,000円
通常のグレード選択にプラスして上記の値段を払うことでNISMO仕様のエクストレイルを手に入れることが出来ます。
値引き相場は?
新型ハリアー程ハイブリッド車とガソリン車の値引き差はありませんでした。
しかしハイブリッド車の方が若干値引き額が小さい印象を受けます。
ここは個人の値引き交渉テクニック次第でどうにかなる部分ですね。
ガソリン車
- 車両本体値引き:30~40万円
- オプション値引き:15~20万円
ハイブリッド車
- 車両本体値引き:20~30万円
- オプション値引き:15~20万円
エクストリーマーXは15万円相場となります。
新型ハリアーに比べるとかなり高額な値引き金額が提示されていますね。
日産は不祥事が続いているので、そのイメージを払しょくするべく少しでも値引きを大きくして多くの人に日産社に乗ってもらいたいという意図が見えてきますね。
相場額をご紹介しましたが、中には40万円以上の値引きを実現させている人もいましたので、新型ハリアーを購入するよりもかなり割安で購入できる可能性も高いですね。
ボディサイズは?
- 全⻑:4,690mm
- 全幅:1,820mm
- 全⾼:1,730mm
- ホイールベース:2.705mm
- 最⼩回転半径:5.6m
マイナーチェンジで何が変わった?
新型エクストレイルは6月8日にマイナーチェンジが行われ、日産史上でセレナに続いて2車種目となる高速道路同一車線自動運転技術『プロパイロット』のオプションが選択可能になりました。
外装はよりタフなイメージを強調し、内装は質感がかなり高められました。
さらに、ハンズフリー機能付きの『リモコンオートバックドア』の採用、『インテリジェント パーキングアシスト』の性能が向上したことにより、利便性が更に高まりました。
アウトドアでの利用シーンも多いエクストレイルなので、大きな荷物を積み込むときにもい大活躍しそうな予感がしますね。
そしてハイブリッド車の燃費が20.8km/Lと先代と比べてかなり向上されています。
マイナーチェンジ後の新型エクストレイル発売直後では、『プロパイロット』をオプションで選択する人が70%以上とその人気の高さを見せましたが、効果は限定的でした。
中間決算期の9月になっても販売台数が前年より下回るなど、不正検査問題も足を引っ張り、セレナのマイナーチェンジのときのように劇的に販売台数が伸びるという結果にはなりませんでした。
値引き金額を考えたらハリアーとはかなりの値段差が出てきそうですね。
雪道の走行性も高そうですし、実用性が高い趣味車としても大活躍しそうです!
ハリアーとエクストレイルを比較してみた結果
新型ハリアーと新型エクストレイルを比較してみると両者には大きな違いがあることが分かりました。
新型ハリアーはマイナーチェンジによってより高級感を追加し、ラグジュアリーSUVとしてふさわしい車両に進化したという事。
反対に新型エクストレイルはマイナーチェンジによって実用性がさらに向上。
両者を比較するとこの2台は全く別のベクトルを持っている車種であることが分かりますね。
車両価格や値引き金額を見てもハリアーは所有欲や高級感を満たす価格設定になっているのに対してエクストレイルでは実用性を重視する人が手に入りやすい価格設定と値引き金額になっています。
おすすめはどっち?
新型ハリアーと新型エクストレイルのどちらがオススメかと言われれば、
予算に余裕があって高級感やステータスを車に求める人には新型ハリアー。
実用性のコスパを求めてかつアクティブな趣味に活躍する車が欲しい人は新型エクストレイル。
という形になると思います。
ご自分が車に何を求めるか、どんな使い方をしたいかによって選んでみてくださいね。
ハリアーの高級感といっても賛否両論ありますので実際に乗って自分が納得してから購入するのが良いと思いますね!
実際に乗ってみないと分からない部分も多くありますので。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
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そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
まとめ
この記事では現在販売されている新型ハリアーと新型エクストレイルの値引き金額や車両本体価格を比較してご紹介してきましたが、如何でしたか?
車格はほとんど同じで外装だけを見ただけではどちらも同じ価格帯の車に見えますが、蓋を開けてみると2台は全く違う趣向で作られた車であるという事が分かりました。
値引き金額に関しても、ハリアーは高級感を意識してあまり積極的ではないこと、反対に新型エクストレイルは実用車としてコストパフォーマンスが高いにもかかわらず高額な値引きが期待できること。
トータルで、性能と金額だけで考えると圧倒的に新型エクストレイルが勝るという結果になりました。
両者共に同じ排気量のエンジンを搭載している為、走りのパワーにもそれほどの差は出ないと思われます。
かんたん車査定ガイド