この記事では新型ハリアーハイブリッドの値引きは厳しいのか、決算期に交渉するのがオススメなのかご紹介します。
新型ハリアーハイブリッドは販売価格が400万円近くする、クラウンとも値段帯が被るトヨタが誇る高級車です。
そんな高級車を購入するときには、値引きが出来ないのではないかという話を聞いたこともあるかもしれません。
実際に新型ハリアーハイブリッドの値引き金額はガソリンエンジンモデルに比べて若干安い金額が出ていますが、必ずしも値引き金額が安くなるという訳ではございません。
新型ハリアーハイブリッドの値引き金額を少しでも大きくするための方法について実際のレポートも見ていきたいと思います。
それでは早速、新型ハリアーハイブリッドの値引きは厳しいのか、決算期に交渉するのがオススメなのかお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
車両価格の1割を値引き出来たら上出来と言われる値引きですが、ハリアーハイブリッドになると40万円以上の値引きになりますね。
こんな値引きを引き出すことが本当にできるのでしょうか?
【目次】
新型ハリアーハイブリッドの特徴は?
新型ハリアーにはガソリン、ガソリンターボ、ハイブリッドの3種類のパワーユニットがラインナップされています。
その中でもグレード別の価格が最も高く、ハリアーが高級車と言われる理由がまさにハイブリッド車の価格です。
ハイブリッド車の車両本体価格は
- 一番安いグレードのELEGANCEで3,774,600円~
- 最上級グレードのPROGRESSは 4,604,040円〜
となっています。
ちなみに、トヨタが誇る高級セダンの新型クラウンが4,606,200円~購入することが出来ると考えると、その車両価格の高さに驚かされますね。
また、ハイブリッド車には『E-Four』という4WD機構が搭載されるので、雪道や荒れた道での走破性もかなり良くなっています。
雪道に限れば、ハイブリッドシステム分だけ車重が重いため、地面をしっかりグリップして走り出すことが出来ます。
ハイブリッドシステムの燃費は?
新型ハリアーに搭載されているハイブリッドシステムは世界トップレベルの燃費を誇るTOYOTA Hybrid System Ⅱが搭載されています。
通称THSⅡは、燃費を悪化させる発進時にモーターがアシストすることで燃費の向上が見込めるシステムになっています。
新型ハリアーにおいてはカタログ燃費21.4km/lを記録して、SUV車としてはかなり良い燃費の数値になっていますね。
実燃費はエアコンを多用する夏場で10km/l~冬場や高速道路での一定走行では18km/l~カタログ燃費に近い数値を記録することもあるようです。
中でもトヨタの採用しているシリーズハイブリッド方式は燃費を稼ぐのに最適なシステムになっていて、新型のプリウスにも採用されています。
国内最大の燃費の良いハイブリッドシステムを搭載したハリアーも燃費が良いことでしょう!
新型ハリアーハイブリッド値引きは厳しい?
新型ハリアーの購入を考えている方で、ハイブリッド車は本体価格が高いからお金持ち向けで値引きしてくれないのではないかと考えている方もいるのではないでしょうか?
確かに新型ハリアーハイブリッドは車両本体価格が400万円に近い金額からとなっていますので俗にいう高級車です。
高級車は値引きをして貰えないと聞いたことがあるかもしれませんね。
実際にトヨタの高級車ブランドであるレクサスでは値引き無しで新車販売を行っています。
売る側からしれ見れば、車の値引きをするという事は自分の製品の価値を下げているという事になります。
価値を下げるという意味で値引きをしている営業マンは実際にはいないと思いますが、世間的に高級車を値下げして売るなら高級車の意味がないじゃないかと思ってしまうのが本音です。
つまりは、値引きしてまで売るような車ではないという事ですね。
新型ハリアーはハイブリッドに限らず非常に人気のある車種ですから、営業をかけなくてもポンポンと売れていく車種になります。
そこで値引きを交渉してくる客がいれば時間も取られますし、そこまでするなら買ってもらわなくていいですよという気分にもなってしまうものです。
これがハリアーハイブリッドが値引きしてもらえないとい言われる所以ですね。
だからといってここであきらめる必要はありません。
そんな上から目線の営業マンが値引きしてでも買ってもらいたいと思う時期があるんです。
下取り額が高い?
新型ハリアーハイブリッドの特徴として、下取り価格が高いということがあります。
そもそもハリアーは下取り価格が高い車なのですが、ハイブリッドになるとさらに高い下取り価格が出る場合が多いです。
大体ほとんどのクルマは国内の中古車市場が対象になるのですが、ハリアーの場合は海外の市場も対象にります。
マーケットのサイズが国内だけの車とは全然違うので、高く売れる可能性も高くなるという事なんです。
人気の理由としては、クロスオーバーSUVとしての人気、頑丈なので耐久性もあるところ。
下取り価格まで考えると、新車購入時に多少の価格差があっても、結局はそれほど差が出ないという事になります。
値引きを出すには決算期が狙い目?!
新型ハリアーハイブリッドの値引きを引き出す事が出来る時期は『決算期』です。
決算期とは、企業が株主へ向けて決まった期間の業績を発表する場になります。
ハリアーを販売しているトヨタも決算期には新車の販売台数などを株主へ向けて発表します。
決算で発表する新車販売台数は1台でも多い方が良いのでメーカーはディーラーに対して、例えば『今月100台売ったら100万円のボーナスを支給する』などのキャンペーンを行います。
このキャンペーンは決算期だけではなく通常の月でも行われることがありますが、決算期はより一層力を入れて行っている印象があります。
100台の販売ノルマを達成すると100万円もらえるとすればディーラー的には、1台当たりの値引き額を1万円大きくすることが出来ます。
簡単に言ってしまえばこのような仕組みで決算期には値引き金額が大きくなる傾向があります。
9月と3月に交渉するべき?
新型ハリアーを販売しているトヨタは決算期が9月と3月になります。
9月の決算は中間決算で、3月の決算は年度末決算といって一番メインの決算時期になります。
ハリアーの値引き額を少しでも大きくしたいと考えている場合は3月の年度末決算時期を狙う事が重要になります。
実際にトヨタの月別販売台数を見てみても、3月の販売台数は飛びぬけています。
3月は新生活で車が必要になる方などの需要もあるかもしれませんが、決算期の値引きを狙って多くの人がこの時期に車を購入している証拠になりますね。
9月の中間決算期でも、ディーラーの現在の販売台数や営業マンの目標台数の達成度によって変わりますが基本的に通常の月より値引き額は出やすいといわれています。
なので新型ハリアーの値引き金額を少しでも大きく出したい方は決算期にディーラーで交渉してみてくださいね。
一般に値引きが厳しいといわれている新型ハリアーハイブリッドもお得に購入することが出来るでしょう!
下取りのリセールバリューも高いことが分かればハリアーハイブリッドを購入する悩みが無くなりました。
少しでも値引きを大きくできれば下取りの時に自分が得することが出来ますね!
新型ハリアーハイブリッドの値引きレポートは?
ここでは新型ハリアーハイブリッドを実際に購入した人から、値引きのレポートをご紹介します。
皆さまが購入するときの会話のテクニックとして参考にしてみてくださいね!
値引きの鉄板コースで50万円獲得!
- ハリアー
- VWティグアン
- AUDI Q3
の3車種です。
とにかく3車種全部のディーラーに行って実車を見て試乗まで済ませました。
外車2車種はこれからモデルチェンジを控えてるみたいなので古いのは嫌で無かったことに。
心ではハリアーに決めてトヨタへ行くと営業マンが『ご要望されている黒色のハリアーは頑張れます』というのでどれくらい頑張れるか聞いてみると40万円の値引きを提示してきました。
ハリアーで40万円の値引きがかなり上出来なのは分かっていましたが、ここはもう一押し。
『ティグアンとQ3は50万円の値引きを提示してくれたよ』といってみると流石に難色を示してきました。
その後も色々と説得してきたのですがそろそろ決めに掛かりたかったのでキメのセリフを言う事にしました。
もちろん決めセリフは『ほんとは50万円値引きしてくれたら今決めちゃうんだけどな~』です。
営業マンも『もしそこまでやったら決めてくれるんですか?』と確認を取ってきますので『もちろん。でもそこまでは無理でしょ?』と聞くとしばらくうつむいてから
『やらせてください』と。
こうして50万円値引きを獲得することが出来ました。
この方はライバル車種と競合させて、そこから最後にもう一押しするという値引き交渉の鉄板のやり方をされていました。
交渉に行った時期も9月の決算時期という事で、営業マンも9月中に在庫のハリアーを捌きたかったのでしょう。
このように時期と条件が合えばかなり高額な値引きを引き出すことも出来るんですね。
営業マンを乗らせて+10万円!?
今年のはがきにはナビ、ETC、バイザー、コーティングの総額約35万円分がサービスになるキャンペーンが書いてありました。
普通に商談をしてもハリアーで35万円値引きが出るのが難しいことはネットで調べて分かっていたのでこのサービスだけでも購入する価値大ありです。
早速妻と一緒に新年のトヨタへ行くと大盛況。
担当してくれた営業マンさんもハリアーに乗っているという事で話が盛り上がりました。
ハリアーの良さを理解したら後は値引きの交渉ですが、ここは妻がやってくれました。
チラシに35万円のサービスが書いてありましたが、これ以上の値引きはないんですか?
『流石にこれ以上は・・』と困っている営業マンに妻がズバッと『これ以上値引きしてくださいよ、もう買いに来てるんだから、新年気持ちよく決めましょう』と(笑)
少し言い過ぎかと感じましたが、営業マンは乗ってくれました『奥様、やりましょう!』
更に8万円の値引き!と言われた妻は半端半端!もっと気持ちよく!と。
営業マンも調子が良くじゃあ10万円!と新年から気持ちのいい買い物ができました。
こちらの方は、新年のサービスをうまく利用して高額値引きを実現させることに成功しましたね。
1月となれば決算期でもないですし、お正月に財布が寂しくなるので車を購入する人って少ないと思います。
ですが1月には新年のキャンペーンを実施していることが多くて、それもかなりお買い得なキャンペーンの事が多いんですよね。
キャンペーンの35万円だけだったらまあまあな値引き金額で終わってしまう所でしたが、奥様の乗りの良さと新年の気持ちよさからうまく話を持って行きましたね。
同じ車に乗っているという共通点が出来たためか、仲のいい友人同士のようなコミュニケーションをとることが出来たのも値引き交渉を成功させた秘訣でしょう。
営業マンも人間ですので、怖い顔つきで値段交渉をされるよりフレンドリーに話の出来る人に交渉される方が気も楽ですし、こういう人とお付き合いしたいと考えて値引きを出してくれるものです。
営業マンとの相性も値引き交渉には必須になるという事ですね!
人として誠意ある対応をすることで営業マンも悪いようにはしません。
自分のできる範囲で最大限気持ちよく車を買ってもらおうと裏で努力してくれているはずです!
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
まとめ
この記事では新型ハリアーハイブリッドの値引きは厳しいのか、決算期に交渉するのがオススメなのかご紹介してきましたが、如何でしたか?
新型ハリアーハイブリッドを購入するときにもしっかりと値引き交渉が有効に使えることが分かって頂けたと思います。
決算期を狙うのももちろん有効ですが、夏や新年のキャンペーンをうまく利用することで通常では出ないような値引きで購入することも出来るかもしれませんね!
値引き交渉をする時にはまず営業マンとの相性も確かめておくことが必須ですよ!
かんたん車査定ガイド